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掃除をもっと効率的にしたい――そう思ったとき、頼りになるのが市販洗剤です。しかし「どれを選べばいいか分からない」「プロが現場で使っている市販洗剤は?」と悩む方も多いはず。実は市販の洗剤の中には、私たちプロのハウスクリーニング業者も現場で愛用しているアイテムがあります。本記事では、家庭で手軽に使える、市販の“プロ級”洗剤を徹底紹介。汚れの種類別に解説するので、すぐ実践できるはずです。

1.キッチンや油汚れに強い洗剤

1-1 油汚れ用スプレー洗剤の実力
 プロの現場でも多用するのは「アルカリ性スプレー洗剤」。
レンジフードやコンロ周りに使うと、ベタついた油汚れを浮かせて落としてくれます。プロが選ぶポイントは「強力すぎず家庭で安心して使える」こと。成分に弱アルカリ、アルカリと表記してある洗剤がベストです。
当店ではケミクールを使用しています。
キッチンマジックリンプロあたりが洗浄力が高くて好きです。
重曹を50倍に薄めてもまあまあ落ちます。
1-2 油汚れの落とし方のコツ
 洗剤を直接スプレーしてすぐに拭き取るのも良いのですがつけ置きした方が汚れが柔らかくなって効率よく掃除できます。ケミクールを吹き掛けた後、ブラシなどで伸ばしてしばらく反応を待ちます。湿らせたペーパータオルなどの被せることも効果的です。“湿布”して数分置くのが効果的です。緩んだ汚れを業者は専用のヘラで削ぎます。
一般のご家庭では使わなくなったプラスチックのカードなどで良いかと思います。

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2.水回りに役立つ洗剤

2-1 水垢には「トイレのルック」
 蛇口やシンクの白いウロコ汚れは「アルカリ性の水垢」が原因。これには酸性の洗剤が効果的です。酸性洗剤には金属を溶かす作用があるので水で流しながら使ってください。名前の通り便器の内側やお風呂場の床を洗浄する分には特に支障はありません。市販のスプレーや粉末タイプでも十分実用的で、家でもプロ並みの仕上がりが期待できます。
2-2実際問題、研磨した方が早い
焦げとりスポンジを使うと水垢を削り落とせるためスピード感を持って洗浄できます。
ホーミングを使うのも良いです。
メラニンスポンジでも良いですが研磨力が低いのであんましおすすめしません。
2-2 お風呂のカビ取りには塩素系
 浴室等の黒かびには塩素系洗剤が効果的です。
市販洗剤ではカビハイターやカビキラー
裏の成分表に「塩素系洗剤、アルカリ性」の表記があるものが良いです。

3.リビングや床掃除で活躍する洗剤

3-1 安全策の中世洗剤
 床や家具の掃除には「中性洗剤」が万能。フローリング、壁、家具の拭き掃除まで安心して使えます。
3-2 ワンランク上のアルカリ洗剤
 中性洗剤でも綺麗になるのですが、多くの清掃業者では弱アルカリ性の洗剤を使っています。
理由としては家庭の中の大半の汚れは皮脂汚れです。タンパク質を溶かす効果がある適した洗剤だからです。
取り扱いに注意は必要ですが、安価で洗浄能力の高い洗剤なので検討しても良いかと思います。

4.ガラス・鏡用クリーナ

窓ガラスや洗面台の鏡にはアルカリ洗剤の吹きかけて濡れたタオルで拭き上げて、濡れているうちにペーパータオルで汚れごと拭き取ると綺麗になります。

5.まとめの前にアドバイス

長く置いた洗剤は有効成分が抜けていることが多く、思ったほどの効果が出ません。
排水配管の洗浄だと思って流水で排水溝に流してしまうことをおすすめします。
購入から3ヶ月以上が目安です。

注意事項として
塩素系の洗剤と酸性の洗剤は混ざらないように分けて流してください。

5.まとめ:市販洗剤を賢く選ぶ

5-1 プロが市販洗剤を選ぶ理由
 市販品は「入手しやすい」「家庭で安全に使える」点が大きなメリット。現場では業務用と併用しますが、家庭レベルでは市販洗剤で十分対応可能な場面が多いのです。
5-2 正しい使い方が最大のポイント
 大切なのは「汚れに合った洗剤を選ぶこと」と「正しい使い方」。スプレーして放置、湿布して浸透させる、換気を徹底する……プロのちょっとしたコツを取り入れれば、市販洗剤でもワンランク上の仕上がりになります。