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概要

作 業 範 囲

・天井・壁面・ 窓(内側のみ)・ サッシ・床・ 収納表面(内部)・ 換気扇内部・ トイレタンク内部・ 換気扇フィルター・ 換気扇カバー・ 照明カバー・ 手すりやタオル掛け ・ 手洗い場・ ペーパーホルダー ・ 給水管・扉・ コンセント・ ウォシュレット

使用する資機材、洗剤

使用する資機材一覧・ 不織布スポンンジ・ メラニンスポンジ・ スティックスクレーパー・ バケツ・ マスカー550・ 腰袋道具一式・ マイクロファイバークロス 赤(5〜10枚)・ 茶パット・ バキューム・ 仕上げ用ダイヤパット・ テープなしマスカー・ トイレットペーパー・ 脚立と踏み台

使用する薬剤一覧[ アルカリ性洗剤 ]・ ケミクール(100倍希釈)・ カビ取り剤

[ 中性洗剤 ]・ 中性洗剤

作業手順

1周辺養生

便器周りに養生をする。

手順

床全体の掃除機掛けを行う。

便器下部の左側面に550マスカーを貼る。

便器下部の右側面に550マスカーを貼る。

便器正面の「23」の上に550マスカーを貼る。 ※床に直接貼らないこと。

資機材を置く所に養生を準備しておく。

注意点

塗装便器洗浄中は、薬剤が床面に落ちやすいため注意すること。

便器内の汚れが強い場合は、マイクロファイバークロスも床面に敷いておく。

2 便器内部の薬剤つけ置き

概要

便座内部の尿石に、リン酸を使用し、つけ置きをする。

手順

便器内部のつけ置き

尿石をミニスクレーパーで大まかに削り、トイレットペーパーを尿石の上に敷き、リン酸を染み込ませてつけ置きをする。

便器内部の水抜き

尿石が多い場合、マイクロファイバークロスを使い、便器内の水を奥に押し込み水抜きをする。最初にミニスクレーパーで少しだけ尿石を削ると良い。

便器内部のつけ置きは長ければ長いほど効果的だが、30分に一度新たにスーパーナインを塗布するとさらに尿石を溶かしやすい。

ウォシュレット部分にも先にスーパーナインを塗布しておく。

注意点

つけ置きが必要な場合をしっかり見極めること。

つけ置きは尿石が固まってしまっている場合に行う。

最初に確認した段階でスーパーナインと茶パットで擦って確かめる(陶器の場合)。

つけ置き中は水を流せないため、事前にお客様の許可を得て、洗面所などでバケツに水を汲んでおくと効率的に作業できる。尿石をミニスクレーパーで削る際には便器内(陶器)を傷つけないよう注意する。

3 トイレの天井 / 壁面ホコリ落とし

概要

トイレの天井〜壁面全てのホコリをマイクロファイバークロスで水拭き、乾拭きする。

ポイント

ホコリが多い場合は事前に壁面のバキュームがけを行う(壁用ノズルを使用)。

壁面に汚れがある場合、薬剤をマイクロファイバークロスに塗布し拭き上げる。その後、水拭きと乾拭きを行う。

ヤニや油 ⇒ ケミクール(100倍希釈)

カビ ⇒ カビ取り剤(消臭効果も期待できる)

壁面には尿汚れが多く付着している場合があるため、カビ取り剤をマイクロファイバークロスに塗布し拭き上げる。汚れが強い場合はメラニンスポンジで擦り上げてから拭き上げる。

4 電気カバー / 換気扇カバー清掃

概要

清掃は高いところから低いところに向かって行う。

手順

換気扇カバーはケミクール(100倍希釈)で洗い、乾拭きする。

照明カバーもケミクール(100倍希釈)で洗い、乾拭きする。

汚れが強ければケミクール(100倍希釈)で数回洗う。

注意点

照明カバーは割れやすいため慎重に扱う。

熱を持っている部分に冷水をかけると温度差で割れることがあるため、その場合は少し時間を置いてから清掃する。

5窓内側 / その他建具清掃

概要

窓の内側と建具を清掃する。※窓の外側 / 網戸は不要

窓内側、入り口扉、スイッチパネル、タオル掛け、その他収納等。

資機材

メラニンスポンジ / サッシブラシ / マイクロファイバークロス / ミニスクレーパー

薬剤

エコ洗剤 / ケミクール(100倍希釈) / 仕上げ剤

ポイント

角や隅はサッシブラシまたはミニスクレーパーを使用する。

汚れを浮かした後、マイクロファイバークロスで水拭き・乾拭きを行う。

汚れがほとんどなければ、マイクロファイバークロスで仕上げ剤拭きし乾拭きすると時短できる。

汚れている場合はケミクール(100倍希釈)で落とすが、仕上げ剤は最後にまとめて行えば良い。

建具にホコリが多ければバキュームがけを行い拭き上げる。

ドアノブは手垢が多いため、洗剤で拭き上げる。

6手洗い場

【プラスチック製】概要

手洗い場・蛇口の清掃をする。

資機材

不織布スポンジ / ミニスクレーパー / スティックスクレーパー

薬剤

研磨剤 / スーパーナイン

手順

蛇口に固まった水垢があれば、ミニスクレーパーやスティックスクレーパーで削り落とす。

手洗い場にスーパーナインを塗布し、少量の研磨剤をつけ泡立てた不織布スポンジで手洗い場と蛇口を優しく擦る。

【陶器製】

概要

手洗い場・蛇口の清掃をする。

資機材

不織布スポンジ / 茶パット / メラニンスポンジ / ミニスクレーパー / スティックスクレーパー

薬剤

研磨剤 / スーパーナイン

手順

蛇口に固まった水垢があれば、ミニスクレーパーやスティックスクレーパーで削り落とす。

アルミメッキの蛇口は、メラニンスポンジか不織布スポンジと研磨剤で磨く。

陶器の手洗い場は茶パットとスーパーナインで磨く。

陶器の手洗い場は仕上げ用ダイヤパットで磨く。

注意点

つけ置き中は水を流せないため、マイクロファイバークロスの水拭きで拭き取る。
可能であれば取り外して別な場所で洗っても良い。給水が吹き出さないように注意する。

7 タンク表面

概要

タンク表面を清掃する。

手順

タンク表面をメラニンスポンジで擦り、水拭き・乾拭きを行う。

ポイント

落ちづらい場合はケミクール(100倍希釈)を使用する。

タンク内部は対象外。

8 便座 / 蓋清掃

概要

便座 / 蓋を清掃する。

手順

蓋は外せるものは外して清掃する。

蓋はケミクール(100倍希釈)とマイクロファイバークロスで清掃する。

便座表面はマイクロファイバークロスまたは不織布スポンジとケミクール(100倍希釈)で清掃する。

便座裏はマイクロファイバークロスまたは不織布スポンジとカビ取り剤で清掃する。

注意点

便座裏の緩衝材(ゴム)の変色は落としきれないことが多い。

ポイント

角や隅はサッシブラシかスティックスクレーパーを使用する。

特に便座のつけ根などにホコリが残りやすい。

色々な角度から見て汚れ残りを確認すること。

9 ウォシュレット清掃(1/2)

概要

ウォシュレットを清掃する。

手順

ノズルを出し、先端などに固まった水垢はミニスクレーパーやスティックスクレーパーで削り取り、不織布スポンジ+少量の研磨剤+スーパーナインで擦り落とす。

ノズル清掃後、「本体外しボタン」を押して便座本体を(引くか持ち上げる)便器から外す。

本体裏側とベースプレートは、ケミクール(100倍希釈)とマイクロファイバークロスで清掃。細かいところはサッシブラシ・ミニスクレーパーで清掃する。

本体裏側の固まった水垢は、ミニスクレーパーやスティックスクレーパーで削り取る。落ちない場合はスーパーナインを塗布し、茶パットで優しく擦る。

10ウォシュレット清掃(2/2)

ポイント

ノズルの出し方

リモコンに「ノズル掃除」ボタンがある場合はそれを押す。

ボタンがない場合、プラグを抜き、もう一度差し込むと初期起動でノズルが出てくる。そのタイミングでプラグを抜く。

出てこないタイプは引っ張り出して清掃する。

ノズルが複数本あるタイプもある。

注意点

ウォシュレット一体型はノズルのみ清掃する。

「本体上下」ボタン付きは本体が上昇し清掃可能な場合がある。

外して清掃した場合、グラつきが出ることがあるので注意する。

11 便器清掃(1/2:内側)

概要

便器内側(陶器製・セラミック製)の清掃をする。

手順(陶器製)

つけ置きで使用したトイレットペーパーを流す。

茶パットでしっかり磨く。

落ちが悪い場合はスーパーナインをかけ、研磨剤をつけて磨く。

手順(セラミック製)

つけ置きで使用したトイレットペーパーを流す。

少量の研磨剤をつけ泡立てた不織布スポンジで擦る。

落ちが悪い場合はスーパーナインを追加して擦る。

ポイント

便器内側は目視で最終確認すること。

手鏡を用意してチェックするのも良い。

12 便器清掃(2/2:外側)

概要

便器外側の清掃をする。

手順

ケミクール(100倍希釈)とメラニンスポンジで擦る。

よく乾拭きして仕上げる。

手で触って確認し、汚れが残っていないかチェックする。

13 床清掃と全体仕上げ

床清掃

養生を剥がす。

バキュームがけを行う。

便器と床の隙間をサッシブラシで清掃する。

水拭きと乾拭きを行う。 ※汚れていれば、不織布スポンジとエコ洗剤を使用する。

全体仕上げ

建具、便座、フタ、レバー、収納表面などを仕上げ剤で乾拭き仕上げする。

ポイント

陶器の場合(手洗い場・便器内):ダイヤパットでしっかり擦り、仕上げ剤で乾拭き。

プラスチック素材の場合:仕上げ剤で乾拭き。

16 モノ戻し / 運転確認 / 作業後説明

概要

お客様の私物を元に戻し、最終確認を行う。

ポイント

私物に埃が付いていれば拭き取り、場合によってはバキュームがけを行う。

換気扇・照明・ウォシュレットなどの運転確認を行う。

清掃後の状態をお客様に確認していただく。

落ちなかった汚れは理由を明確に説明する。

指摘があれば速やかに対応する。