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エアコン意味あるテクニックないテクニック

1エアコン意味ないと思うテク

① 電源オフの前の冷房運転
エアコンは室内を冷やす際に機械のなかでどうしても結露が発生します。
この結露水をそのままにしているとカビ、虫の発生元になるため乾かす工程が必要です。
そのため、古い節約本や情報サイトに電源を切る前に暖房をかけるよう勧める記述があります。近年のエアコンはエアコンの“停止”ボタンを押すと自動で送風運転に切り替わり内部を乾かしてから運転を停止するように設定されているため停止ボタンを押すだけで大丈夫です。」

② 電気代を気にして省エネ運転
冷暖房を使うと電気代が気になる気持ちはわかります。
一般家庭のエアコンでは省エネ運転に切り替えても消費電力の削減幅が小さいため電気代の節約にはつながりにくいです。
1℃、2℃設定温度を変えた程度で家計への負担は大きく変わらないので自分が快適と思う温度に設定するのが良いかと思います。
冷房を使うと「〇℃だと寒いけど、1℃高く設定すると暑い」ことがよくおこるので
自分にとって快適な環境を作るための省エネ運転はありだと思います。
③ 中古エアコンの購入
エアコンを購入するときできるだけ費用を抑えたい気持ちはわかります。
エアコンの展示品、型落ち品、在庫品などを中古品と称して販売しているものは大丈夫です。
実際にどこかに取り付けて使用していたエアコンの中古品はオススメしません。
本体代金が半額でも他の経費で結局。割高になるからです。
新品のエアコンの取り付けにかかる費用は
本体代+輸送費+諸材料費+作業費
で構成されています。
相場帯が本体代(5~30万円)、輸送費(0~1.5万円)、諸材料費(8000~15000)、作業費(1~2万円)です。
8畳用エアコンをサンプルに数字を当てはめると

一見、4万円安く購入できたようにも見えますが合計金額を比べると4割程度しか削減できていないためエアコンの寿命が半分の残っていないと割にあいません。
④ 市販のスプレー缶を用いたエアコンクリニング
洗い流せる汚れがスプレー缶の洗浄でおおよそ2割、業者が行う分解洗浄で7割、完全分解で9.8割と言われています。
市販のスプレー缶を用いた洗浄も1500円前後の出費はあるので、格安の業者を手配しても割高にはならないです。
エアコンの吹き出し口から指を入れて中の回っている部分、シロッコファンというパーツを軽くなでて黒いよごれが付いたらスプレー缶では洗浄できない箇所なので業者に依頼した方が良いです。
⑤ 自動おそうじ機能、冷却抗菌機能
値段の割に役に立っていない印象の機能です。
自動おそうじ機能のエアコンは同じメーカーの同程度の機種と比べて5万円ほど価格が上がります。自動でフィルターを清掃するので手間のかからず衛生的です。
ですが仕組み的に油汚れとシロッコファンの汚れには対応できません。
そのため年に一回程度は自分でフィルターを洗う必要があり、シロッコファンはこの機能のない機種と同様に汚れていくため分解洗浄は必須です。

エアコン意味あると思うテク

① 定期的なフィルター洗浄
エアコンを使う上でフィルターの洗浄は有用性が高いです。
ホコリが溜まっていくと空気の循環が悪くなることで冷却能力が下がり、
人体にも悪影響があります。
機種によりますが2週間に1回~1か月に1回程度の洗浄を推奨しており頻度は高いです。
最低年三回の使い始め5月末ごろ、使い終わり9月ごろ、年末の大そうじ時には洗浄した方が良いかと思います。

② 3年以内の分解洗浄
クリーニング業者としてはあくまで年1回のエアコンクリーニングが理想的です。
予算の都合があるので、学校や会社に行っているため日中エアコンを使用しないご家庭には2年に一回のエアコンクリーニングを提案しています。
理由としては新品購入若しくは前回のクリーニングから3年目のエアコンを分解するとほとんどのエアコンで熱交換器という空気を冷やすためのパーツにホコリが溜まって性能が落ちているからです。
冷却能力が落ちると電気代が増え機械の寿命が縮むので、それを防ぐ意味合いがあります。
③ 取り付ける部屋の畳数より少し大きめのエアコンを買う
おもに来客時に普段使っていない部屋まで冷やす際に有効な方法です。
家族の成長に伴ったへやの使い方が変わった時にも役立ちます。
大きいサイズのエアコンを購入するため購入時の出費は増えますが機械の負担が減ると寿命が長期化するためトータルで割高になる可能性は低いです。
1サイズ大きいエアコンをススメルことが多いですが、建物の種類、間取り等で個別の事例になるため購入時に販売員、専門業者に相談するのが良いです。
④ 入タイマー、切タイマー
便利な機能です
⑤ 使わない時期のほこりよけカバー
エアコンを使用しない時期であっても、空気中のゴミやホコリ、虫などはエアコンに積もっていくため使わない時期のほこりよけのカバーは有効です。
エアコン内部に水気があるとカビの原因になるためしっかり乾かしてからカバーするとよいです。
⑥ 8月のエアコン買い替え
お盆過ぎあたりから在庫処理のため値下げ額が大きくなります。
手持ちのエアコンの動作が心もとないご家庭ではこのタイミングでの買い替えを勧めています。
⑦ 室外機に日陰を作る
エアコンの室外機は熱を逃がす役割を担っておりここが熱がこもると部屋の温度は下がりません。多くの場合は日陰に取り付けてあるので大丈夫です。
  日中はエアコンが全く効かない場合などは直射日光があったっていることがあるのですだれや板市販の室外機カバーなどで直射を遮ると効きが良くなります。
⑧ 室外機の水をかける
前項目から発展させた方法で室外機そのものに水をかけて冷やす手法です。
室外機の熱交換機に水をあてて冷やす手法で一時しのぎの対策として使われる技術です。一般の方は知識として知っておけば充分かと思います。